痛い夢なんて、わざわざ見たいなんて思わないもの。
でも、あなたの夢はあなたのために見ているはずです。
つまり、痛みを感じる夢を見たということは、そこに何かしらの意味があると考えられます。
今回はその意味について、夢占いの視点で解説したいと思います。
痛い夢の夢占いの意味とは?
痛みを夢で感じるのは、大きく分けて次の3つの意味があります。
- 心労
- 体調不良
- 危機
1.心労
本来、痛みは体の異変を伝えるもの。
ただ、夢の中の痛みに関しては、体ではなく「心の痛み」を暗示している場合があるようです。
精神的な苦痛を感じるような出来事が最近起きたとしたら、おそらくその痛みがそのままダイレクトにあらわれているのでしょう。
心が不安定になっていて、ネガティブな思考ばかりが頭の中をぐるぐる巡っているのかもしれません。
気を付けたいのは、物事を実態以上に悪く考えてしまうことです。
本当はそこまで悪い状態ではないのに、「もっと悪くなる」と自分で自分に暗示をかけてしまうのですね。
そういった負のループに陥らないためにも、まずは深く深呼吸して、心を落ち着かせてください。
いったん冷静になることで、問題の本当の姿が見えてくるはず。
どうしても一人で対処することが難しい場合は、他の人に相談するのもありです。
とにかく、今は心に安定を取り戻すことが先決です。
2.体調不良
体の不調がそのまま痛みの夢となってあらわれることもあります。
現在どこかを患(わずら)っている場合はもちろんですが、これから患う暗示になることも。
痛みの部位によっては、その部分が実際に病んでいる場合があります。
自覚がある・無いに関わらず、念のため注意が必要です。
3.危険
基本的に、「痛み」とは体からの危険信号。
そのため、痛む夢はあなたの身に危険が迫っていることを警告している可能性があります。
特に、「急に体が痛み始める」といった夢なら要注意です。
事故や急病など、予期しない災難に見舞われるかもしれません。
今後しばらくは、十分に用心してください。
ここまでが、痛い夢の基本的な意味となります。
では、さらにここからは痛い夢のパターン別の意味についても見ていきましょう。
痛い夢 パターン別の意味
1.頭が痛い夢
現実に問題を抱えているかどうかによって、解釈が変わってきます。
もし何かに悩まされているときに頭が痛む夢を見たとしたら、それは問題の深刻化を暗示しています。
このまま放置するのは、好ましくありません。
できる限り早く対処した方がいいでしょう。
一方で、特に悩みの無いときにこの夢を見た場合、願望成就を告げる吉夢の可能性が。
長年の願いがようやく叶うかもしれませんよ。
楽しみに待っていたいですね。

2.目が痛い夢
判断力、直感力が低下している暗示です。
あまり今は重要な決断をするのは避けた方がいいでしょう。
思わぬ見落としや、間違いが起きてしまいそうですよ。
また、悩みを抱えているときに見たとしたら、その精神的な苦痛がダイレクトに反映された夢です。
いずれにしろ、目が痛む夢にはあまり良い意味はなさそうです。
もし見てしまったら、まずは心と体を休め、少しでも正常な状態を取り戻すように心がけること。

3.歯が痛い夢
夢占いで歯は、あなたの生活を支える基盤となるものをあらわします。
その歯が痛むということは、生活の基盤が弱体化する傾向を暗示しているのです。
とりわけ、収入減や大きな損失の発生など、金銭面での問題が起きる可能性が。
しばらくは財布の紐は固くしておいたほうが無難ですよ。
なお、家族との関係に問題を抱えているときにこの夢を見ることもあるようです。
心当たりがある人は、そちらの意味が当てはまるでしょう。

4.手が痛い夢
対人関係の悩み、心労のあらわれです。
人とのコミュニケーションに疲れていませんか?
消極的になってしまう時期は誰しもあるものです。
辛い時は無理する必要はありませんよ。
おすすめは、1日のうちで、心からリラックスできる時間を少しだけでも持つことです。
自分のこと大切にすることで、人にも優しくできる余裕を徐々に取り戻せるはず。

5.足が痛い夢
仕事や収入のことに不安を抱えていませんか?
また、家族のことで悩んでいる可能性もありそうです。
足はあなたの生活を支えるものをあらわします。
不安や悩みの原因を放置していては、解決は難しいかもしれません。
なぜなら、足の不調は生活に大きく響きます。
ここは覚悟を決めて、その正体と向き合うことが大切です。

6.鼻が痛い夢
自尊心が低いことに悩んでいませんか?
自分に自信が持てず、どうしてもネガティブに物事を捉えがちのようです。
あるいは、自尊心を傷つけられるような出来事が起きる前触れかもしれません。
そのことに、あなたは大変ショックを受けてしまう恐れが…。
周りからの評価なんて気にするな、と言っても、気になるものですよね。
ただ、自分のコントロールできないことに気を取られすぎるのは不幸の元。
最終的には、自分がどうしたいか、どうありたいかが重要です。
自分を責めたり悲観するのは、もう終わりにしましょう。

7.肩が痛い夢
責任や義務が大きなプレッシャーとなっているようです。
いっそのこと、目の前の現実から逃げらたらどれだけ楽か…なんて考えてしまっているのかも。
その責任を自ら引き受けたのならまだしも、誰かから押し付けられたのなら、たまったものではありませんよね。
プレッシャーを感じている対象にもよりますが、どうしても無理だと感じたら、途中で方向転換するのもやむを得ないことです。
「やってみたけどダメだった」ということは、何も恥ずかしいことではありません。
ときには開き直るのも大切ですよ。

8.心臓が痛い夢
人間関係や恋愛の問題にさいなまれている兆しです。
運気も低下気味なので、くれぐれも無理は禁物。
心と体のバランスを整えることが先決です。
気力、体力ともに充実してこそ、あなた本来の力が発揮できるもの。
まずは自分自身のメンテナンスを行うようにしましょう。

9.全身が痛む夢
特定の部位ではなく、全身が痛む夢を見たら朗報です。
直感力や洞察力が高まっているサインですので、画期的なアイディアが思いつけるかも。
今の時期は思いつきで行動しても、良い成果が期待できます。
むしろ、考えるより体を動かすくらいの方がちょうどいいかもしれません。
直感を信じて、突き進んでみましょう。
未来は明るいですよ。
10.全身に激痛が走る夢
もし体調が悪いときに見たら、「休養が必要」という警告メッセージです。
しっかりと休んで、まずは体調を整えてください。
ただし、体調に問題がないとしたら、実は良い夢かもしれません。
環境が大きく変わり、これまで無理だと思っていたことが可能になるチャンスが訪れそうです。
いわば、現状の好転を伝える吉夢なのですね。
とはいえ、変化によって新たなストレスが生まれる場合もあります。
状況をよく注視しながら、変化をうまく利用するように心がけましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
痛い夢を見たら、まずはその痛みの原因をハッキリさせることです。
我が身のことをよく振り返るのはもちろんのこと、夢の中で痛んだ箇所もヒントになるはず。
夢からの危険信号を見逃さないようにしましょう。
今回の記事があなたの夢を読み解くヒントになれば幸いです。
それでは。