美しく光沢のある銀色は、白金(はっきん)とも呼ばれ、アクセサリーなどによく用いられます。
人によっては、ギラギラした金色よりも、銀色の方が好みという人もいるでしょう。
たしかに金色のアクセサリーなどは、TPOに気をつける必要がありますが、銀色のアクセサリーなら、金色に比べて色んな場面で使えるのでありがたいですよね。
では、そんな銀色がとても印象的な夢を見たとしたら、そこには一体どんな夢のメッセージが込められているのでしょうか?
今回は、夢占いで銀色があらわす夢の意味について、見ていきたいと思います。
夢占いで銀色が示す夢の意味とは?
夢の世界の銀色があらわす意味には、次のようなものがあります。
色 | 明るい銀色・心地よい夢の場合 | 暗い銀色・不快な夢の場合 |
---|---|---|
銀色 | 愛、豊かさ、幸福、理性、堅実、美徳、安定、女性、潜在意識 | 失敗、精神的なダメージ、貧困、破滅 |
夢の世界にあらわれる銀色の意味は、
- 明るい銀色や、良い印象の夢
- 暗い銀色や不快な印象の夢
この2つのパターンに大きく分かれます。
あなたが見た夢の印象によってその意味はまるで異なってきますので、注意しましょう。
では、それぞれの意味について見ていきますね。
明るい銀色や、良い印象の夢の意味
明るい印象の銀色が夢にあらわれるのは、愛と豊かさに満ち足りた状態を暗示しています。
金色が、物質的な豊かさをあらわすのとは対照的ですね。
これは、『顕在意識=金色』、『潜在意識=銀色』という意味にも解釈できます。
また、金色と同様に銀色も幸運や幸福のシンボルです。
美しく輝く銀色を見たあなたは、堅実で理性的な人。
精神的な豊かさに満ち足りた生活を手にすることができるでしょう。
なお、金色は男性をあらわすのに対し、銀色は女性を象徴しています。
これは金色が太陽を、銀色が月と結びつくからに他なりません。
そのため、女性的な直感、母性愛などのシンボルとしても銀色の夢を見ることがあるようです。
深い気づきや、インスピレーションがもたらされ、難局を切り抜けられる暗示でもあります。
暗い銀色や、不快な印象の夢の意味
くすんだ銀色は、精神的な貧困の象徴。
うるおいのない、乾いた生活を暗示しています。
人からの誹謗中傷(ひぼうちゅうしょう)や、悪口など、精神的な攻撃を受ける恐れもありそうです。
また、暗くどんよりした銀色は仕事や人間関係の失敗の暗示になるケースも。
暗い金色が物質的な凶兆をあらわすのに対し、暗い銀色は精神的な要素が強いようです。
直感が鈍り、思わぬところで判断ミスをしてしますかもしれません。
心理的に追い詰められるような出来事が起きる恐れもあります。
あらかじめ、心の準備をしてピンチに備えておきましょう。
いかがでしたか?
銀色が強調される夢の多くは、良い意味をあらわします。
が、中には悪い兆候を示す夢もあるため、気をつけたいところですね。
では、ここからは銀色が印象的な夢について、いくつかのシチュエーションをまとめてありますのでご紹介します。
銀色が印象的な夢 パターン別まとめ
銀色の服を着る夢
服は、あなたの社会的な顔の象徴。
キラキラと輝く銀色の服を着る夢は、ハッピーな出来事の訪れを暗示しています。
愛情に包まれた、豊かな人間関係に恵まれる兆しです。
女性が見る場合、結婚や妊娠の前触れの可能性も…。
物質的な豊かさというよりも、精神的な豊かさを手にすることをあらわすでしょう。
直感が冴え渡り、周囲の人たちとの関係を円滑にする役割を果たせそうです。
ただし、ギラギラとした嫌な印象の銀色なら、幸福を求めるあまり道を踏みはずす恐れが。
幸せを求める意欲は尊いものですが、かといって高望みは禁物ですよ。

銀色のアクセサリーの夢
指輪やネックレス、腕時計など、銀色のアクセサリーを身につける夢は、感受性に溢れた状態をあらわします。
今のあなたなら、人の痛み、気持ちが手に取るように感じられそう。
また、インスピレーションも豊かになっているので、必要な情報が向こうからやってくるように思えるかもしれません。
まるで何かに守られているような、そんな満ち足りた感覚を得られそうです。
今の感覚を持ち続けることで、実際に素敵な出来事が訪れるでしょう。


銀色の財布の夢
夢占いで財布の夢は、逆夢(さかゆめ)と言われ、たくさんお金が入っている財布はお金を失う暗示。
逆にスカスカの財布の夢は、お金が入ってくる暗示となります。
あなたが見た銀色の財布の夢が金運をあらわす場合、まずは財布の中身に注目してみましょう。
また、夢占いで財布は、金運以外にも生命力や愛情のシンボルでもあります。
その場合、逆夢ではないため、財布の中のお金の量=生命力や愛情の量となります。
つまり、お金でパンパンの銀色の財布は、愛情や精神的な豊かさに恵まれる暗示。
中身がスカスカの銀色の財布は、精神的に満たされない状態を暗示する、という具合です。
このように、夢の中の財布が何を象徴しているのかによって意味が異なってくるのです。
財布が登場する前後の場面も手がかりに、夢の内容を探ってみましょう。

銀色のものを磨いている夢
例えば、銀色のスプーンやフォークなど、銀色のものを磨く夢は、人間関係の改善を暗示しています。
これまでギクシャクしていた人とも、ようやく和解ができそうな気配です。
胸の中でつかえていた感情がとれ、晴れやかな気持ちになれそうです。
また、仕事や学業で成功する兆しをあらわすことも。
あなたのこれまでの地道な努力がついに認められるときが訪れそうです。
ピカピカに磨き上げられる夢なら、さらに吉兆は強まるでしょう。
銀色の蛇が出てくる夢
夢占いで蛇はとても大きなパワーをあらわします。
蛇の夢は金運アップの夢としても知られていますが、実際には金運以外にも吉凶様々な意味を持ちます。
輝くような銀色の蛇は、幸福の訪れを告げる吉夢。
物質的にも、精神的にも満たされる、そんな素敵な出来事がやってきそうです。
また、心身の充実した状態をあらわすことも。
気持ちも安定し、やるべきことに集中できそうです。
仕事も恋も、スムーズに発展していくことでしょう。
ただし、くすんだ銀色の蛇を見る夢は、あなたが抱えている憂鬱な(ゆううつ)気持ちをあらわします。
精神的に落ち込んでしまい、なかなか前向きな気持ちになれずにいるのかも。
早めにストレス発散をして、気分を切り替えてしまいましょう。
なお、暗い印象の蛇は、失敗や破滅の予兆の可能性もあります。
くれぐれも気をつけてくださいね。

銀色の虫の夢
基本的に、虫はネガティブな感情のシンボルです。
が、銀色の虫が印象的な夢は、よほど嫌な印象の夢でない限り吉夢と解釈します。
ささやかな幸福に包まれ、ハッピーな気持ちになれそうです。
その虫が小さく可愛らしく感じられるほど、その意味は強まるでしょう。
ただし、グロテスクな印象なら、あなたの心理的な不安や不快感のあらわれ。
何かに対し、強い嫌悪感を抱いているようです。

銀色の龍があらわれる夢
龍は空想の生き物でありながら、非常によく知られた存在。
その圧倒的なイメージから、夢の世界では、運気上昇のシンボルとされています。
そして、銀色の龍があらわれる夢は、飛躍的な進展の前兆。
あなたの人生に神秘的な展開が起きそうな気配です。
思いがけない出会いやチャンスが訪れるかもしれません。
積極的で前向きな精神を持つことが開運の鍵になるでしょう。
ただし龍は人間の手に負えない存在でもあることから、危険の象徴として夢にあらわれることもあります。
夢の中の龍に嫌な印象を覚えたり恐怖を感じてしまう場合は、念のため注意を。

まとめ
銀色が印象的な夢の意味、いかがでしたか?
実際のところ、はっきりとした形で夢の中に銀色が現れるのは、あまりないようです。
それだけに、銀色の夢には何か特別なメッセージが込められている可能性が高いでしょう。
さらに、銀色の夢は、幸運をもたらしてくれる吉夢が大半だとも言われています。
ただ、夢にマイナスな印象を持つ場合、幸運に手が届かない暗示になることも…。
もしかしたら、あなたは自らの直感を信じきれていないのかもしれません。
あるいは、物質的な欲求が強すぎる場合もありそうです。
心当たりがあるとしたら、もっと自分を信じてあげくださいね。
そして、精神的な豊かさにもっと集中するように意識を変えてみることも重要です。
なお、銀色以外の色が印象的な夢は、色の夢の一覧表も参考に夢の意味を探ってみてくださいね。

今回の記事があなたの夢を読み解くヒントになれば幸いです。
それでは。