夢の中で夢を見ていた…
『夢の中で夢を見る夢』と、「なんでこんな夢を見たんだろう?」と不思議な気持ちになることもあるでしょう。この夢は、心の中の気がかりなことを反映していることが多いので、注意が必要です。またこの夢は、状況によっても意味が異なるので、正しい夢占いの解釈をするためにも、内容をよく覚えておきましょう。
夢の中で夢を見る場合、あなたが見た夢は一体どんな意味をあらわしているのでしょうか?
本記事では「夢の中で夢を見る意味について」詳しく説明しています。夢占いでその意味やパターンについて、詳しく見ていきたいと思います。

占術研究家 / 英国占星術協会会員
西洋占星術をメインに、夢占いなどを得意とする。TBS テレビ「王様のブランチ」はじめテレビ、ラジオにも多数出演。著書も出版している。
夢の中で夢を見る意味や心理とは?

夢の中の夢は、心の中の気がかりなことを反映している場合が多いようです。たとえばこの夢を見た場合、夢の中で心配事が実際に起きてしまう夢を見てしまうこともあるでしょう。
この場合、夢の中でその夢から覚めることで、『良かった!あれはやっぱり夢だったんだ!』と安心したい心理が働いていると言えるでしょう。心当たりがある方は、自分の心の内をもう一度振り返り、何か気がかりなことがあれば今の内から解決しておくといいでしょう。
夢の中の夢には、自分の気持ちを整理しようとする心の働きをあらわす場合も。
現状を客観的に捉え、抱えている問題を解決するヒントを探ろうとしているようです。
実際に、夢の中の夢の光景にそのヒントがあらわれていることもあるため、夢の状況を忘れないうちに詳しく書き記しておきましょう。
以上が、夢の中で夢を見る夢の基本的な意味となります。ここからは、パターン別の夢の意味について、見ていきましょう。
【パターン別】夢の中で夢を見る意味

の中で夢を見る場合、そのパターンによって意味が異なります。まずは、パターン別に夢の意味を紹介していきます。
夢の中で夢を見ていると気づく夢は「客観視したい」
夢の中で、『今、夢の中で夢を見ているような・・・」と気づく夢は、あなたが自らの現状を客観的に捉えようとしている証拠。現在の状況や、自分の気持ちを整理することで、抱えている問題をうまく解決しようとしているのでしょう。心当たりがある方は、まず自身を振り返って、自分を見つめ直すのがおすすめ。
なお、夢の中の夢で見た印象的な光景があった場合、あなたへの重要なメッセージが、その夢の中に含まれているかもしれません。この夢を見た時は、気になることがあれば、忘れないうちにメモをとっておくことをおすすめします。もしかしたら、夢で気になったことが、今度の人生を成功させるヒントとなるかも?
夢の中の夢から覚める夢は「行動すべき」
夢の中で夢から目覚めるのは、行動すべき時が近づいているサイン。あなたの気持ちの整理がついて、前進する準備が整っていることを示しています。あるいは、もう状況を客観的に見ている余裕がないのかもしれません。
いずれにしろ、自分のできそうなことからでいいので、まずは何らかの行動を起こしていきましょう。
夢の中で起きれない夢は「タイミングではない」
夢の中で起きれない夢は、まだ行動すべきタイミングではないのかも。今のあなたは、新しい挑戦をするにはまだ準備不足と言える状態のようです。まずは自分の足元を振り返って、新しい挑戦に向けて「準備万端かどうか」についてもチェックしておくといいでしょう。
夢の中で金縛りにあう夢はは「健康運の低下」
夢の中で金縛りにあう夢は、健康運の低下を意味しています。あなた自身もそのことに心当たりがあるものの、仕事が忙しすぎて休むことができない状態なのかも。今無理をすると体を崩す可能性があるので、無理をしないで時には休養を取ることも大切ですよ。
夢の中で夢が何度も繰り返される夢は「心配しすぎ」
夢の中で夢が何度も繰り返される夢は、あなた自身がかなり気がかりなことについて心配しすぎている様子。心配したところで「取りこし苦労」になることもあるので、あまりクヨクヨ悩まないことも大事。ただ、どうしても気になるなら、そう思っているうちに解決に向かって動くことも大切です。
夢の中で夢の話をするのは「悩みを聞いて欲しい」
夢の中で夢の話をするのは、あなたが誰かに悩みを聞いて欲しいのかも。しかし、相談できる相手が周囲におらず、1人で悶々としているのかもしれません。そんな時はLINE占いでもいいので、占い師に悩みを打ち明けてみると、気持ちがすっきりするはず。
夢でよかった夢をみるのは「対人運の低下」
「ああ、夢でよかった」と思うような悪夢をみる夢を見た場合、対人運の低下を意味します。もしかすると、今のあなたは人間関係において、何らかのトラブルを抱えているのかも。1人では解決できそうにない可能性があるので、目上の人にアドバイスを求めてみるといいでしょう。人生の先輩に相談することで、具体的なアドバイスを得られるはず。
夢の中の夢に実際に起きた嫌なことが現れるのは「夢であって欲しいと願っている」
夢の中の夢で現実にあった嫌なことが再現されるのは、そのことが『どうか夢であって欲しい』という気持ちのあらわれ。
あなたは、その嫌なことをまだ現実だと受け入れたくないようです。ただし、この夢には『きちんと現実と向き合うように』という忠告的な意味合いもあります。
辛いかもしれませんが、この夢を見た時は、今よりも前進するために「辛いことを受け止める覚悟」を決める必要がありそうです。

過去の失恋が再現された夢を夢の中で見るのは「失恋を乗り越えていない」
過去の失恋が再現された夢を見るのは、その失恋のダメージからまだ抜け出せていないことを暗示しています。次の恋に向かうためには、その失恋を乗り越える必要があることを、夢は伝えているのでしょう。失恋を乗り越えたいなら、ハッピーな恋愛映画を見るのもおすすめ。前向きな気持ちになり、次の恋へと意欲的に進めるはず。


夢の中でやらなければならないことをする夢を見るのは「手をつけられない」
夢の中でやらなければならないことをする夢を見る場合、あなたが『やらなければ』と思っていることに、なかなか手をつけられずにいることを意味しています。あるいは、やらなければならない課題に追い詰められていることを暗示しています。
この夢には『やるべきことに手をつけなさい』という警告的な意味合いもあるため、今後起こることが予想されるトラブルを防ぐためにも、ただちに行動に取り組んでください。

夢の中で殺される夢・死ぬ夢を見るのは「復活」
夢の中で殺される夢・死ぬ夢を見るのは、運気復活の吉夢。今まで運気低迷時期だったあなたも、近いうちに運気が回復する兆しといえそう。問題を抱えていた方は、解決に向かうことでしょう。笑顔を忘れずにいれば、より多くの幸せがあなたに訪れるはず。


【感情別】夢の印象はどうだった?夢の中で夢を見る意味

夢の中で夢を見る意味は、その夢を見た時の感情によっても意味が異なります。それぞれの意味について、詳しく見ていきましょう。
夢の中で怖い夢を見るのは「疲れがピーク」
怖い夢や悪夢を夢の中で見るのは、現実で緊張感や疲労感がピークを迎えているサイン。今のあなたは仕事やプライベートの繁盛時期で、かなり無理をしている状態が続いているようです。
疲れが溜まった状態だと体調を崩しかねないので、一度ゆっくり休んで体をリセットさせたほうがいいのかもしれません。また、できる限り休息をとって心身のケアをすることも大切です。

夢の中で楽しい夢を見るのは「願望」
夢の中の夢で見ている楽しい光景には、あなたの願望が反映されているようです。実際には、現実の状況がかなり厳しいことを伝えています。運気低迷している時ですが、辛い時は甘いスイーツで心を癒してくださいね。
夢の中で泣く夢を見るのは「不安」
夢の中で泣く夢を見るのは、あなたが「失敗したらどうしよう」と感じている心理を意味します。そもそも失敗を気にしたところで、行動に移せなければ無駄に時間を過ごすだけ。「失敗も経験になる」と前向きな気持ちで物事と向き合えば、不安も取り除けるようになるはず。

夢の中で悲しい夢を見るのは「悲観的になっている」
夢の中で悲しい夢を見るのは、必要以上に将来について不安を感じており、悲観的になっているのかも。ただ、まだ起こってもいない先のことで思い悩んでも、明るい未来が待っている訳ではないのです。前向きな気持ちを忘れずに過ごすことで、明るい未来があなたにも訪れるはず。

夢の中で怒る夢を見るのは「誰かのことが心配」
夢の中で怒る夢を見るのは、あなたが夢の中で「怒っている人」のことを心配しているのかも。その人が失敗したらどうしようなど、親心のような気持ちで見つめているのかもしれませんね。しかし、人のことを心配したところでその人が上手くいく訳でもないので、応援したいなら余計な忠告をするより「サポート」役に徹してあげてくださいね。

夢の中で夢を見るのは「心配」の暗示。不安を取り除く対策を、早急に!
夢の中の夢は、心の中の気がかりなことを意味することが多いです。今のあなたには、何か心配事があるのかも。心当たりがある方は、まず自らの現状を見つめ直して、客観的に現状を受け止める覚悟が必要。不安を取り除けることがあれば、早急に対処していきましょう。そうすれば「気がかり」が解決して、すっきりした気持ちで日々を過ごせるようになるはずです
