僧侶(そうりょ)は、言わずと知れたお坊さんのこと。
おそらく、お葬式でお世話になることが一番多いと思います。
ただ、お寺が近くにない限り、そこまで普段から接する機会はないでしょう。
では、そんな僧侶がとても印象に残る夢を見たとしたら?
今回は、夢占いで僧侶が出てくる夢の意味について見ていきたいと思います。
僧侶が出てくる夢の基本的な意味とは?
夢占いにおける僧侶の夢は、主に次のようなことを象徴しています。
- アドバイザー
- 清らかさ
- 生死にまつわること
1.アドバイザー
夢に登場する僧侶は、精神的なアドバイザー。
僧侶の印象や話す言葉は、今のあなたに必要なアドバイスである可能性があります。
また、近々支援者が現れる暗示になることも。
いずれにしろ、あなたにとって重要な意味をあらわすと見てよさそうです。
慎重に夢の内容を判断するようにしてください。
2.清らかさ
一般人からすると、禁欲的な生活を送っている(ように見える)僧侶は、清らかさの象徴でもあります。
もしかすると、現実の欲にまみれた生活に嫌気がさしていませんか?
生きていると、人間の色々な欲求を目の当たりにするものです。
僧侶の夢を見たということは、欲望を律する心や崇高さへのあこがれを暗示していると言えそうです。
それは逆に言えば、隠された欲望があることを意味しているのかもしれません。
3.生死にまつわること
日本において葬儀を司る僧侶は、生死にまつわることの象徴でもあります。
そこにはあなたが持つ「死に対する感情」、あるいは死と関連の深い出来事などが反映されているようです。
場合によっては、身近な人の死の予兆となることも。
夢の展開次第では、くれぐれも注意して読み解くようにしましょう。
ここまでが、僧侶の夢の基本的な意味となります。
では、さらにここからは、僧侶の夢のパターン別の意味についても見ていきましょう。
僧侶の夢 パターン別の意味
1.高僧が出てくる夢
僧侶の中でも位の高い、高僧が夢に出てきたとしたら朗報です。
誰かからの援助や支援が得られ、困った状況から解放されることを暗示しています。
とりわけ、夢の印象が良いものであれば、その意味合いはさらに強化されるでしょう。
今、どれだけ困難に直面したとしても、奇跡的な展開が待っているはずですよ。
まさに、運気好転を意味する吉夢ですね。
2.たくさんの僧侶が出てくる夢
周りに多くの味方がいることを暗示しています。
その一人ひとりの力は決して大きなものではなくとも、集まれば大きな力となるでしょう。
特に、集団を率いるリーダーの人にとっては、マネジメントに成功し成果が出せる兆しです。
ただし、僧侶同士の雰囲気が険悪なものであれば、人付き合いに苦労する暗示に。
夢で見た僧侶の様子も踏まえて判断するようにしましょう。
3.僧侶と話す夢
求めていた答えが近々得られる予兆です。
そのおかげで、今抱えている問題に解決の兆しが見えてくるでしょう。
また、僧侶のような清らかさを、あなたが身に付けられる暗示になることもあるようです。
いわば、精神的な成長を意味しているのですね。
なお、僧侶の言葉は、あなたにとって重要なメッセージになる場合が多いもの。
よく思い出して忘れない内にメモに残しておきましょう。
4.僧侶がお経を読んでいる夢
難しいお経を唱える僧侶が印象的なら要注意。
今後、あなた忍耐の必要な時期が訪れることを告げています。
場合によっては、思いがけない不幸に襲われる可能性もありそうです。
くれぐれも注意すること。
なお、家族などに重病人がいる場合は、まれに生死に関わる知らせになることも…。
心当たりがある人は、念のため警戒が必要です。
5.僧侶と二人きりで会う夢
その僧侶が異性なら、性的な欲望のあらわれかもしれません。
人目を忍んで密会するような夢なら、おそらく決定的です。
心配されるのは、浮気や不倫など性的な面で罪悪感が生じるような行為に走ることです。
また、決まった相手がいない人なら、乱れた性関係に陥る恐れもあります。
このような事態を防ぐためにも、健全な形で欲望を解消することです。
一番簡単のは、仕事や勉強など恋愛以外のことにエネルギーを注ぐこと。
性欲は、何かを創造するクリエイティブなエネルギーと同質のものです。
うまくコントロールして、プラスの結果をもたらせるようにしたいところですね。
6.僧侶にアドバイスを授かる夢
「目上の人からのアドバイスを求めなさい」というメッセージ。
今抱えている問題の答えは、周りにいる目上の存在が握っている可能性があります。
それは職場の上司や先輩、学校の先生、人によっては両親を意味することも。
もしかしたら聞きづらく感じるかもしれませんが、だからこそこの夢を見たとも言えます。
楽な方向に逃げてばかりでは成長できません。
勇気を出してこれまでとは違う選択をとることが大切です。
7.僧侶が自分の家にやってくる夢
自宅に僧侶がやってくる、あるいは家の中にすでにいる、といった夢はアンラッキー。
思わぬアクシデントに見舞われて、身動きが取れなくなる暗示です。
それは場合によっては、病気や事故など、身体的な問題を意味することも…。
今後しばらくは、遠出など普段しないことをするのは避けた方が無難です。
また、「自宅にやってくる」ということは、あなた以外の家族の身に関わる暗示になるケースもあります。
同居人がいる場合は、その人たちのことも気にかけてあげてくださいね。

8.僧侶にお経を習う夢
僧侶がお経を読む夢は悪い意味が多いですが、あなたがお経を習っているというシチュエーションなら大丈夫です。
この夢は、精神的な成長に意識を向けていることのあらわれ。
今よりもまた一歩ステップアップしようとしているのでしょう。
お経がスラスラと読めるなら、その取り組みは成功する暗示です。
ただし、お経が難解に感じられるとしたら、まだまだ努力が必要ということです。
なお、別の意味としては、「もっと精神的な面に目を向けなさい」というメッセージになることも。
特に、肉体や物、お金といった目に見えるものばかりを重視している人は、こちらの意味だと捉えましょう。
9.自分が僧侶になる夢
環境が一変するサインです。
これまでの流れが大きく変わることになることを告げています。
また、基本的にあなたが今、どのような立場にいるのかによって解釈が異なるでしょう。
順調な時や、何も問題がないのにこの夢を見たとしたら要注意です。
今後大きな試練が訪れることの前触れに。
反対に、苦境にあえいでいる時にこの夢を見たのなら、もう安心です。
問題が解決し、現状が一気に好転します。
このように、今あなたがどんな状態にいるのかを踏まえて判断してみてくださいね。
10.僧侶になって修行する夢
現実逃避の願望があらわれた夢です。
その原因の多くは、自己嫌悪の感情にありそう。
あなたは自分自身のことを許せなくなっていませんか?
そのせいで、今の自分を捨ててしまいたいと思っているようです。
ただ、どこまでいっても自分自身からは逃れることはできないもの。
なので自分が嫌いになればなるほど、人生は苦しくなってしまいます。
仮に自分を愛することが難しいのなら、せめて許してあげられるように努力してください。
そこから少しずつ状況が変わっていくはずですよ。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
僧侶の夢を見たら、自分自身の内面とよく向き合うべき時です。
そうすることによって、あなたはまた新しい自分を発見できるはずですよ。
今回の記事があなたの夢を読み解くヒントいなれば幸いです。
それでは。
