一か所に人が集まると自然とできてしまう行列。
行列に並ぶのが平気な人もいれば、行列にだけは並びたくないという人もいますよね。
(筆者は後者です)
では、そんな行列が夢の中にまで発生していたとしたら、そこにはどんな意味があるのでしょうか?
今回は夢占いで行列の夢について見ていきたいと思います。
行列が出てくる夢の意味とは?
行列の夢があらわすのは、主に次の3つです。
1.同調意識
行列の夢は、あなたの持つ同調意識のあらわれです。
みんなと同じでありたいという思いや、目立ちたくないという思いが強い傾向にあります。
あなたにとって一番怖いことは、「周りとは違う」ことなのかもしれません。
これは良いとか悪いとかではなく、そういう価値観が強いということです。
平凡で波風のない、穏やかな生活を大切にしているのでしょう。
2.先行きへの不安
得てして、行列は自分の順番がいつになるのかわからないもの。
特に長蛇の列なら尚更です。
そのため、行列の夢があなたの抱える「先行きへの不安」が反映されているケースも。
もし列に並ぶ夢はなら、先行きに不安があっても、ほかの選択肢が無いことを暗示しています。
3.退屈感
わざわざ行列に並ぶことのは、何らかの成果や変化、刺激を期待しているからこそです。
これは日常に退屈やマンネリを感じていることのあらわれと言えます。
ただ、そのマンネリになってしまう原因は、自分自身にある可能性が高そうです。
馴れ合いや惰性(だせい)で同じ選択ばかりを繰り返しているとしたら…
そろそろそれを改めるべきタイミングかもしれません。
ここまでが行列の夢の基本的な意味です。
では、さらにここからは、行列の夢のパターン別の意味についても見ていきましょう。
行列の夢 パターン別の意味
1.長い行列に並ぶ夢
同調意識のあらわれです。
平均的な生活を保ちたい、という願望が強くなっています。
目的なく行列に並ぶ夢ほど、その意味合いは強くなります。
同時に周りの意見やムードに流されがちな時期です。
あとで後悔をしたくないのなら、どこかの時点で自分で考え、決断するプロセスを挟むことが大切です。
2.行列の前のほうに並んでいる夢
「行列の前の方に並んでいた」
という夢は、平凡志向が強い暗示。
「周りと同じなら安心できる」という価値観のあらわれです。
学歴、就職、結婚、出産、など人生の節目のタイミングで、「周りと同じ」を優先していませんでしたか?
その結果として、満足を得られているならいいですが、不満の色が強いなら少し心配です。
ひょっとしたら、本当のあなたは、別の選択を望んでいたのかもしれませんよ。
3.行列の後ろのほうに並んでいる夢
行列の後方に並んでいる夢は、同調意識がありつつも、少し刺激が欲しくなっている状態です。
平凡で退屈な毎日に、ちょっと退屈しているようです。
ただ、刺激を求めるあまり、失敗するリスクも高まっています。
あまりにも自分とかけ離れたことに手を出すよりも、まずはちょっとした刺激を取り入れるようにしたいところですね。
4.好きな店の行列に並ぶ夢
楽しみを求める気持ちのあらわれ。
同時に、「並ぶ」という状態からは受け身の姿勢も垣間見えます。
行列に並ぶこと自体、待っているといずれ順番がやってくるわけですからね。
ただ、せっかくモチベーションが高い状態ですので、動かないのは損です。
できれば積極的に何かを仕掛けてみましょう。
なお、最近好きなお店で並んだ、という人は、個人的な記憶が夢に反映されただけかもしれません。

5.お祭りの行列に並ぶ夢
お祭りは非日常的な空間であることから、刺激を求める気持ちのあらわれです。
それだけ、日常生活への退屈感や不満が高まっているのでしょう。
刺激や快楽を求めるあまり、誘惑には負けやすい時期です。
怪しい誘いには十分に気をつけましょう。
特に、男性は女性関係には要注意ですよ。

6.冠婚葬祭の行列に並ぶ夢
冠婚葬祭は一つの区切りであることから、この夢は人生における変化の象徴です。
特に近親者が集まる場でもあることから、身近な人間関係に変化が起きそうな予感。
基本的に夢の印象が良いものであれば、喜びごとが訪れる暗示と言えます。
逆に、夢の印象が悪い場合は、対立や衝突がある可能性が。
誰のための式典だったのかも踏まえて、夢の意味を判断してみましょう。


7.いつまでも行列が動かない夢
行列で長い時間待っている夢は、先行きへの不安が強いことのあらわれ。
現状に問題を抱えながらも、未来が怖くてその場から動き出せないようです。
特に、行列で待ちくたびれる印象が強いほど、その傾向が顕著でしょう。
並ぶことをやめてもいいのに、やめられないのです。
ちなみに、待つのが苦痛じゃない場合は、この先の展開に対する期待感が強いのかも。
何の行列に待っているのかも解釈のポイントになりそうです。
8.行列に慌てて並ぶ夢
自分らしさを身につけたいと焦っている暗示。
本当は自分自身を変えたいのに、目標がないことにいらだっているようです。
その結果、仕方なく周りと同じ道を選んでいるのでしょう。
自分で考え、選択することは、時に苦痛を伴うもの。
イライラしたり、焦ったりする気持ちもわかりますが、決めるプロセスを楽しむことも大切かもしれませんよ。
9.先頭も最後尾もわからない長蛇の列に並ぶ夢
現状の停滞を暗示しています。
列になる無事で安心しているのなら、「周りと一緒だから安心」という気持ちがあるようです。
周りと一緒だからこそ、停滞しても安心といった状態です。
一方、終わりの見えない行列にイライラする夢は、「そろそろ動き出すタイミングですよ」というメッセージです。
もちろん、焦って投げやりに行動すればいい、というわけではありません。
目指すべき場所を見据え、きちんとした足取りで進んでいくことを意識しましょう。
10.行列で揉め事が起きる夢
平穏な日常にトラブルが生じる兆しです。
その揉め事に巻き込まれたり、当事者になる夢なら、そのトラブルはあなたに影響があることを伝えています。
場合によっては、日頃の言動に対する忠告かもしれません。
何が原因で揉め事が発生したのかを踏まえ、夢の意味を探ってみましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
行列の夢を見たら、平凡を求める気持ちか、不安、どちらかが生じている可能性があります。
まずば自分自身の心をよく観察して、夢が伝えていることを探ってみてくださいね。
今回の記事があなたの夢を読み解くヒントになれば幸いです。
それでは。