ペンひとつで様々な世界を紡ぎ出せる「作家」。
憧れの職業のひとつですよね。
「作家になれたらな」と考えたことのある人も案外多いのではないでしょうか。
小説、映画、ドラマなど、これまで数々の作品が作家たちの手によって生み出されてきました。
では、そんな私たちの暮らしを豊かにしてくれる作家が、夢の中に突如として現れたとしたら…?
今回は夢占いで「作家」が出てくる夢の意味について、見ていきたいと思います。
作家が出てくる夢の意味とは?
夢占いで作家が出てくる夢には、大きく次の二つの意味があります。
- 不満
- 創造性
1.不満
今の人生に不満を抱いている時、作家の夢を見ることがあるようです。
思い通りにならない現実に嫌気がさし、束の間の間だけでも、フィクションの世界に逃避したくなっているのかも。
あるいは、変わり映えしない平凡な日々が退屈で仕方がない、といった場合もありそうです。
いずれにしろ、共通するのは、「目の前の現実を全力で生きていない」という点でしょう。
不満を理由に手を抜くか、不満を原動力にして行動に移すかはあなた次第。
作家の夢を見た時が、その分岐点なのかもしれませんよ。
2.創造性
作家の夢は、あなたの内なる創造性をあらわすことも。
これは、思い描いたことを実現するだけの力がすでに備わっていることを意味します。
この機会を上手に活用して、夢の実現へと前進していきたいところですね。
また、もし作家が手掛けた作品の内容が印象に残る場合、そこにはあなたの理想となる状態が暗示されている可能性も。
場合によっては自分でも気づいていなかった一面が描かれているかもしれません。
念のため、なるべく忠実に思い出してみて。
ここまでが作家の夢の基本的な意味となります。
では、これらを踏まえ、次にパターン別の意味についても見ていきましょう。
作家の夢 パターン別の意味
1.作家と話す夢
吐き出したい不満があるのかもしれません。
険悪なムードで話をしているのなら、尚更その意味合いが強くなります。
適度に息抜きしないと、パンクしてしまいそうです。
なお、会話の内容には、現状への不満を解消するためのヒントが示されていることも。
気になる言葉があったなら、忘れないうちにメモをとっておきましょう。
また、作家と仲良くなる夢なら、創造性の高まりを暗示しています。
クリエイティブな職業に人にとっては、仕事運アップを意味する吉夢と言えそうですね。
2.推理小説の作家が出てくる夢
ミステリー系の作品を書いている作家が出てくるなら、刺激を求める気持ちのあらわれです。
逆に言えば、今の生活にマンネリを感じているということ。
主に仕事や人間関係における退屈感をあらわします。
ただ、その退屈の根本的な要因は、あなたの受身な姿勢にあるのかもしれません。
刺激を求めるなら、ある程度のリスクを伴う行動は必要不可欠です。
最近冒険をしていないなら、この機会に思い切って新しいことを始めて見るのもひとつですよ。
3.恋愛小説の作家が出てくる夢
恋愛がうまくいっている時に見ることは少ないようです。
恋人がいない人にとっては、理想の恋を求めたい気持ちのあらわれかも。
新しい恋への期待感が高まっているようですね。
また、恋人がいる人なら、今の彼(彼女)との関係に不満を感じている傾向に。
「(相手が)もっとこうなってくれたらな」と、イライラを募らせているのかもしれません。
以上のように、恋愛における憧れや不満を反映していることが多いようです。
そもそも、恋愛に100%の意識を向けるのは、次第に苦しくなってくるもの。
この夢を見たら、恋愛以外に打ち込めることを探すのもありですよ。
4.絵本作家が出てくる夢
子供向けの絵本の作家が出てくるのは、基本的に逃避願望のあらわれです。
責任や重圧に押しつぶされそうになっていませんか?
背負った荷物から解放されたい気持ちが、日増しに高まっているようです。
しかし、それらは簡単に逃げ出せるものではないのでしょう。
もし逃げられないときは、疲れやストレスで調子を崩す前に、適度に休みをとっていくこと。
あまり無理のしすぎは禁物ですよ。

5.売れっ子の作家が出てくる夢
人気作家が夢に出てくるのは、社会的な地位や名誉、豊かさへの憧れを象徴しています。
作家と親しく接する夢ほど、その思いが強いことのあらわれです。
そこには承認欲求や今の自分の現状に対する不満も見てとれるでしょう。
「自分はもっと認められていいはず」
と、やるせない気持ちを抱えていませんか?
そうした不満を前に進む原動力に変えられるかがポイントとなります。
理想と現実とのギャップから逃げないでください。
なお、あなたの好きな人気作家が出てくる場合は、単純に個人的な願望、思い入れのあらわれです。
夢の意味としても、それ以上でもそれ以下でもなさそうです。

6.売れない作家が出てくる夢
夢の中にまったく売れてない作家が出てくる…。
これは、「お金よりも大事なものに目を向けて」というメッセージです。
あなたが抱えている不満は、実は現実をきちんと捉えられていないのかもしれません。
本来、望んでいたはずのものは、すでにあなたの近くにあるようです。
あとはそれに手を伸ばすだけ。
ということですね。
もしかして、何かしら思い当たることはありませんか?
この夢は、重要な示唆(しさ)を含んでいますので、注意して読み解いてみましょう。
7.作家になる夢
脱サラ(今の仕事をリタイア)して作家になる…
そんな展開の夢なら、それは現実逃避願望のあらわれです。
あなたは今所属している環境が自分には合っていないと感じているようです。
できることならすぐにでも辞めて、別の環境に移りたくなっているのかも。
ただ、もし本当にその感覚が正しいとしても、次の仕事が見つかってから辞めた方がいいと思います。
収入が断たれた状態に置かれると、人は正常な思考ができなくなりがちです。
よほど深刻な事情でもない限り、転職活動をきちんと行った上で次のステップに進んだ方が無難ですよ。
8.締め切りに追われる夢
作家として締め切りに追われているのは、現状への焦りを反映した夢です。
本当はもっとできるはずなのに、なぜか力を発揮できない…
仕事や勉強において、こんな不満を抱えていませんか?
ひょっとすると、あなたの理想が高すぎることに原因があるのかもしれません。
高い理想を持つのは素晴らしいことですが、それが元で現実とのギャップに苦しむなら考えものです。
やる気をそぐようなギャップを生む理想なら、無い方がマシなのかも。
思い当たることがある人は、一度目標や人生計画を見直してみては。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
不満があるということは、創造的なエネルギーが高まっていることの裏返しです。
つまり、作家の夢を見たら、クリエイティビティを発揮するチャンスなのですね。
やりたいことを我慢しているのなら、今がそれを実行に移すタイミングかもしれませんよ。
今回の記事があなたの夢を読み解くヒントになれば幸いです。
それでは。
